ラン科ネジバナ属の小型の多年草。
ちっちゃな野草ですが、よーく見るとランらしい花姿の可愛らしいながらも綺麗な花です。
花言葉は「思慕」。
和名はモジズリ（綟摺）。
綟摺というと「しのぶもじずり」ですが、あれってなんだったっけと思って調べてみたらそうそう。
百人一首の内の一首。
陸奥の しのぶもぢずり 誰ゆゑに
乱れそめにし われならなくに
ってやつですね。
この花言葉自体、万葉集を由来にしているようなので当然なことかもしれないですが。
花言葉にあるように思い慕って心を千々に乱す的なお話。
古典は活用やら言葉そのものの解釈やらがややこしいので難解ですが、音や響きが綺麗なので見聞きしてると結構楽しいですね。
ということで。
どうにか間に合ったぜ今日中に。
ネジバナはピンクと白のグラデーションが綺麗な花なので、着色しようと思ったのですが時間切れ。
破れかぶれでその辺にあった緩いピンクグラデーションな色紙を当ててみたけど残念超薄い。
またいつかネジバナを着る機会があったときにはちゃんと、ビビットなピンクと白のグラデ和紙を用意して着色したいなあ、と。
言うだけ言っておく。
