写真から下絵を作る

作り方
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下絵の作り方第二弾。
今度は写真をベースにした下絵作りを試してみました。
とは言っても、ネットで散見するようなペイント系ソフトを使って写真を2階調化したりモノクロにしてカットアウトしてみたりというスマートな形ではないです。

【準備するもの】

・写真(写真の画像)
・紙(印刷用)
・筆記具

【作り方】

1) 写真を印刷(コピー)する

切り絵にしたい写真を用意したら、希望のサイズに拡大ないし縮小して複製を作成(写真は基本的に自分で撮影したものを使ってください)
PCにて編集環境が整っている場合は、取り込んだ写真を印刷。PCでの編集環境がない場合はどこぞのコピー機でコピー。

その際、こんな感じ↑に原本より薄めに印刷orコピーしておいた方が、後の作業がしやすいです。

2) 切り絵用の輪郭を描く

ベースとなる写真とはっきり区別化される筆記具を使って、紙に直接、輪郭を描き込んでいきます。
見たとおりに花や葉っぱをそのままなぞっていけば、適度に幅のある輪郭線が出来るので気楽にざくざくと。
ちなみにこのサンプルの場合は黒のサインペンを使っています。
個人的にはこういったペン先が太めなものの方が、余計な小細工しなくても味のある切り絵用の線を描いてくれるような気がします。

3) 切り絵を作る
後はできあがった下絵を台紙にはりつけて切り取っていくだけです。
とはいっても、デジタルに慣れ親しみすぎた身としてはやり直しがきかない状況がどうにも苦手なので、2でできあがった下絵を再度PCに取り込んでイラレで清書したものを最終的な下絵に使うと思いますが。

ちなみに、どこを残してどこを切り取るかの線引きは個々人の感覚でお好きなように。
たとえば今回のサンプルで言うと、ガクアジサイの中央部分にある花のつぼみ付近の処理を私は大まかな輪郭でなぞって黒の面積を大きく取ってありますが。
この部分を細かく表現して緻密な雰囲気の切り絵にするのもありだと思います。

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動画で見る切り絵の作り方~花の切り絵編~では、動画付きで作り方を紹介しています。


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